1. 保湿できていない
2. 洗い過ぎ
3. 肌を擦る（摩擦を加える）

脂性肌の原因のひとつは、保湿ができていないことです。
肌の角質層の水分を保持しているのは、セラミドなどの細胞間脂質が８０％以上、
天然保湿因子が１６～１７％で、皮脂は２～３％と水分保持力はあまりありません。

洗い過ぎや摩擦を加えることで角質層にダメージを与えて、保湿物質を生成できずに水分保持力
が低下してしまい、乾燥を招いてしまいます。

すると、肌自身が守ろうとして角質層を厚くする、過角化を引き起こし、毛穴詰まりなどの毛穴
トラブルやニキビを招く恐れがあります。

また、皮脂を落とそうとしてゴシゴシと擦り洗いをしたり、洗浄力の強い洗顔剤やクレンジング
などを使用することで、肌自身が守ろうとする働きにより、過角化や皮脂の分泌を過剰にして
しまうなどの、肌トラブルの悪循環を引き起こしてしまいます。

1： やさしく洗顔して、しっかり保湿する！

ファンデーションを使用する前に、良く泡立てた洗顔料で、擦らずにやさしく洗い、
洗顔料が残らないように、しっかりすすぎ洗いしましょう。

洗顔後は、化粧水をたっぷり使用して保水し、乳液などでしっかりと保湿することが大切です。

脂性肌は、肌表面の皮脂が不足した状態になると、それを補おうとして皮脂を過剰に分泌して
しまうので、乳液やクリームの使用が必要です。

2： 肌をアイシングして皮脂崩れを防ぐ！

脂性肌の場合、皮脂や汗によるファンデーションの崩れが、特に気になると思います。

洗顔後にたっぷりと化粧水を使い１０分程度のローションパックを行うことで、
ファンデーションの崩れを抑制してくれます。

また、夏や気温の高い時は、保冷剤などを使用して、肌を少しアイシングしてから行うと、
より効果的です。

★ 脂性肌は、遺伝、ホルモンバランス、食生活、ストレスなどが主な原因といわれていて 、
スキンケアだけで改善する訳ではありません。
しかし、正しいスキンケアで肌トラブルの悪化を防ぐことは可能です。