シャンプーをしている時に何気なく手を見て「ウッ…!!」と衝撃を受け、 次に「ハッ!」と気づき排水溝に目をやり再びショック…!! この季節、ドライヤー後の床やブラシに残る抜け毛を見て、大いなるショックを受ける人が多いのではないでしょうか? そこで、今回は毛髪の成長サイクルや、抜け毛、薄毛の対策について考えてみます。 |
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★ 「抜け毛が増えた=薄毛に進行」とはかぎらない |
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毛根にある毛母細胞の分裂により髪の毛はつくられていて、 伸びる→抜ける→再生し伸びるというローテーションが行われています。 これを「ヘアサイクル」といいます。 成長期 … ひとつの毛母細胞が活発に髪の毛をつくり出している期間。 ↓ (一般的には2~8年位) 退行期 … 毛母細胞の分裂が終わり毛髪の伸びが停止する期間。 ↓ (一般的に2~3週間位) 休止期 … 毛髪が抜け落ちる期間。 (一般的に3~5ヶ月) 成人男性の毛髪は約10万本あると言われていて、 その約1割の1万本は休止期になっています。 つ まり毎日毛髪が抜けるのは、自然な現象なのです。 ただし、抜け毛の種類は年齢や頭皮の状態によって色々な抜けおち原因があり、 もちろん薄毛になっていく可能性も十分考えられます。 |
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★ 抜け毛、薄毛の予防対策 |
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人間にはすべてのひとの身体に存在すると言われている、毛髪を増やす効果の期待が出来る「IGF-Ⅰ」という体内物質があるとされています。 「IGF-I」… Insulin-like Growth Factor-Ⅰ を短縮した名称で日本語では「インスリン様成長因子」と解釈します。 この物質は皮膚、骨、筋肉、神経、内臓や唾液などにも含まれているアミノ酸の結合体でアンチエイジングに効果的といわれています。 つまり、老化防止の効果があるので、「IGF-I」を頭皮で活躍させ発毛因子として機能させると毛母細胞が活発化して毛髪を成長促進 させることが可能となります。 それにより、乱れたヘアサイクルが正常になると太く丈夫な毛が生え、抜け毛・薄毛の予防、発毛・育毛効果が期待できるということになります。 |
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★ では、「IGF-Ⅰ」はどうすれば増やせるのか? |
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大豆に含まれるイソフラボンや唐辛子に含まれるカプサイシンは、皮膚や胃の知覚過敏を刺激して効率よく安全に「IGF-Ⅰ」を増やせるとされています。 そうです! 日々のヘアケアはもちろんのこと、意識的に日々の食品からも有効成分の摂取を心がけ、体内からの抜け毛、薄毛対策を考えたいものです。 頭皮を健やかな状態に保ち、秋の抜け毛の不安を払拭できるといいですね! |
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