No.13_季節を問わず頬が赤い…赤ら顔の原因って何?

 
  特に火照っているわけでもないのに、顔全体が赤かったり、頬だけが赤かったりして、人からジロジロ見られて、少し恥ずかしい気をした方もいるかも知れません。

赤ら顔って、少しでも改善することは出来るのでしょうか?
今日はこの『赤ら顔』についてのお話です。
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  ★ 赤ら顔の症状は、1つだけじゃない
  赤ら顔にはさまざまな種類があり、大きく分けると2つの症状があります。

【血液で肌が赤くなっているように見える症状】
皮膚の下にある毛細血管が拡張して、皮膚が薄くなり通常は見えないはずの血管が透けて見え、頬が赤く見えてしまう状態です。
急な気温の変化や、俗に「赤面症」と言われる緊張やストレスを感じると、自律神経の影響で顔が赤くなるケースです。

【皮膚の炎症によって皮膚自体が赤くなっている症状】
肌あれ、ニキビなどが原因で皮膚が炎症を起こして赤くなってしまうケースです。
この症状の赤ら顔は体質的に刺激に弱い肌質で、いわゆる敏感肌が悪化した状態かと思われます。間違ったスキンケアによって敏感肌になってしまったという場合もあります。

また、この2つの症状が合わさって、より赤みがひどくなってしまうケースもあります。
 
  ★ 赤ら顔を改善するために見直さなければいけないこととは?  
  ■ 栄養バランスと生活習慣
これに関しては赤ら顔のみならず、健康な肌を保つためには必要不可欠と言ってもいい最も基本的なところです。
ストレス睡眠不足食生活の乱れなどは肌の再生機能であるターンオーバーをも狂わせてしまいます。
ターンオーバーが正常に行われないと、どんなに良いスキンケア用品を使っても皮膚の水分バランスが損なわれて乾燥しやすくなり、肌本来が持つ皮膚を外部の刺激から守るバリア機能が働かなくなってしまいます。
その結果、ホコリ、紫外線やPM2.5などの刺激の影響を受けやすくなり肌が炎症を起こしてしまうのです。

■ 間違ったスキンケア
皮膚を清潔に保とうと、つい必要以上に洗顔の回数を多くしたりゴシゴシと強く擦ってしまったりすると、やりすぎとなりかえって肌に負担をかけてしまいます。
スキンケアを効果的にするために重要なのが洗顔ですが、それも適切な回数が大切となります。
 
  ★ 肌に負担をかけない洗顔方法  
  最後に、赤ら顔の改善にも効果的な洗顔方法をご紹介いたします。

■1. 洗顔の前に手を洗う
手についている雑菌を顔につけないようにするために清潔な手で行う。

■2.体温より少し低めのぬるま湯(32~35度位)で洗う。
熱いお湯で洗ってしまうと必要以上に肌の油分を損なってしまい、乾燥肌を引き起こします。

■3.洗顔料をよく泡立てる。
摩擦を軽減する意味で、泡で手と肌の間にクッションを作るためです。
市販の、洗顔料を泡立てるための専用のネットなどを使うと、簡単に濃密なホイップクリームのような泡が作れます。

■4.やさしく洗顔する。
ここで重要なのが絶対に擦らないことです。
指の腹でなでるようにやさしく洗います。 まず皮脂の気になるTゾーンからにかけて洗い、比較的皮膚の薄い目のまわりなど細かいところまで丁寧に洗いましょう。

■5.しっかりと洗い流す。
ぬるま湯を洗面器に溜めて手のひらで包み込むようにやさしく洗い流す。
洗顔料が残ると雑菌の繁殖など肌トラブルの原因になるので、よく洗い流してください。

■6.清潔なタオルでしっかりと水分を吸収する。
使用済のタオルでは雑菌をつけるようなものですから避けましょう。
タオルは顔に当てるだけで充分水分を吸収するので、ここでも絶対に擦ってはいけません

※ 洗顔後は化粧水をつけ、さらに乳液またはクリームを塗って、肌の保湿を忘れないように、しっかりケアしましょう!