GWも終わりこれから梅雨が迫ってくるこの時期、乾いた空気から湿った空気に変わってきます。 また、日差しも徐々に強くなってきますので、気温と湿度が上昇し肌のテカリやべたつきがこれまで以上に気になる季節になってきます。 そのまま放置してると思わぬ肌トラブルに進展するので、気を抜かずしっかりとケアしよう。 スキンケアの基本は何と言っても洗顔です! これが正しくできてるかできてないかで、肌トラブルの発生率に大きな違いが出てきます。 正しい洗顔ができているか、今一度確認しておこう! |
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★洗顔のしすぎは逆効果! | ||
気温と湿度が上がると、まず気になるのが顔のベタつきとテカリ。 そんな状態になるとついつい頻繁に洗顔をしてしまうと思いますが、実はこれはNGです。 肌は外部からの異物の侵入を防いだり、肌表面の保護、そして水分の蒸発を防ぐために皮脂を分泌して肌本来のバリア機能を強化しています。 そのため必要以上の洗顔は、必要な皮脂を洗い流してしまうことになりますので、バリア機能を低下させてしまうのです。 また、皮脂が足りないと判断した肌は、どんどん皮脂を分泌しようと働きますので、さらにひどいテカリとべたつきを発してしまい、悪循環に発展してしまいます。 ですので、洗顔のし過ぎは逆効果です。 本気の洗顔は、基本的に朝と晩の1日2回までが良いでしょう。 それ以外は、水で軽く洗い流す程度にとどめておきましょう。 それだけでもかなりさっぱりします。 |
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★実は「泡」はとっても大切です。 | ||
洗顔の際、良く泡立ててから行っているでしょうか。 男子の場合、面倒くっさがってよく泡立てずに洗顔料でひたすらゴシゴシこすっている方が多いのではないでしょうか。 顔の皮膚は他の部位と比べてとても薄いので、良く泡立てずにゴシゴシこすってしまうと、摩擦が大きいと肌表面を傷つけてしまう危険があります。 泡はクッションとなって摩擦を軽減する大切な役割があります。 ですから、洗顔料を出したら、手のひらで良く泡立ててから洗顔し、できるだけ肌に刺激を与えないようにしてください。 この時、ついつい力の指先に力が入ってしまいがちですが、泡を滑らすようにイメージしながら洗顔するとやさしく洗えるようです。 是非試してみて下さい。 |
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★なるべくぬるま湯を使おう! | ||
顔の皮脂を洗い流す温度は30℃くらいが適温とされています。 これは皮脂が溶け出す温度で、皮脂が解ければ洗顔料に浮いて落ちやすくなるのです。 冷たい水では皮脂が解けないので落ちにくく、その分力が入ってしまい、水温の高すぎは必要以上に皮脂を落としてしまうので、適温で洗顔することがとても大切なのです。 触ってみて、暖かいけどぬるい…と感じる程度の温度が適温です。 |
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★なるべくぬるま湯を使おう! | ||
洗顔料も肌の状態に合わせて適切なものを選ぶようにしよう。 せっけんなら何でもいい…なんて考えはとても危険です。 売り場に行くと様々なタイプのものが売られていますので、自分の肌に合ったものを選んでください。 きちんと洗顔後のケアをできる方なら固形石鹸型もおすすめです。 余計な成分がなく、洗顔後に肌に余分な成分が残りませんので、さっぱり感が違います。 ただし、肌が丸裸に近い状態になりますので、洗顔後にしっかりとケアが必要になります。 洗顔後のケアにあまり時間をかけたくない方であれば、やっぱり一般的な洗顔フォームを選んでください。 泡立ちもよく使い勝手が楽ですし、有効成分が肌に残るよう考えられていますので、その分洗顔後のケアの時間を短縮できます。 |
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★いかがでしたでしょうか。 たかが洗顔ですが、何も考えずにしていると後々に違いが出てきます。 この機会に正しく洗顔ができているか、もう一度見直してみて下さい。 | ||