セラミドは、肌の水分保持や美肌を保つ役割をしてくれる重要な成分のひとつですが、間違ったスキンケアの方法などで、セラミドが減ってしまう可能性もあるといわれています。 つまり、肌を整えてセラミドを減らさないようにするためにはスキンケアの方法や生活習慣がカギとなるようです。 |
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★ セラミドの役割とは? | ||
表皮の一番上の層である角質層の中に存在する角質間脂質を構成している成分のひとつがセラミドです。 角質間脂質は、肌が抱え込み保持している水分をサンドイッチ状に挟み込んで水分を逃がさないようにする働きをしています。 また、強力な水分保持力を持っている細胞間脂質の50%を占め、主成分となっているのがセラミドです。 セラミドが不足すると水分保持力が低下してしまい、外部刺激や紫外線などから肌を防御している角質層のバリア機能が低下したり、肌の乾燥を引き起こしてさまざまな肌トラブルに繋がる可能性があるといわれています。 |
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★ セラミドの生成とターンオーバーの関係 | ||
セラミドの生成には肌のターンオーバーが正常に機能することが重要なのですが、加齢や寝不足などが原因となってターンオーバーが乱れてしまい、セラミドの生成量が減少して乾燥肌や敏感肌などの原因となる可能性があるといわれています。 つまり、乾燥肌を改善するためには保湿ケアをしっかりと行い、ターンオーバーを正常に機能させることが大切です。 |
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★ セラミドを減らさないようにする方法とは? | ||
1.スキンケアの方法に注意! ■ 洗顔 セラミドが減少する原因ひとつに間違った洗顔方法が考えられます。 強く擦り洗いをしたり、一日に何度も洗顔をしてしまうなどが原因となって皮膚の角質層を傷つけてセラミドが洗い流されてしまう可能性があります。 また、洗顔後はすぐにスキンケアを行い肌のバリア機能を高めることが大切です。 ■ 入浴 熱すぎるお湯は、保湿成分を流失させてしまう可能性があるので38~39℃程度のぬるめのお湯を使用して、20分程度にしておきましょう 2.生活習慣に配慮する! ■ 睡眠 ターンオーバーを促す成長ホルモンは就寝後の3時間後が最も多く分泌されるといわれています。 ■ 食生活 栄養バランスの良い食生活を中心にセラミドを多く含んでいる食品も心がけて摂取しましょう。 【※セラミドを多く含んでいる食品・・・こんにゃく、米、小麦、大豆、牛乳、黒豆、ごぼう、ひじき、など。】 ■ 紫外線対策 紫外線などによる外部刺激は、皮膚のバリア機能を低下させてしまう可能性があります。 |
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★ 特に、保湿ケアが必須のシーズンにはセラミドを増やして潤いをキープしましょう! | ||