秋から冬へと季節が移り、本格的に肌の乾燥が気になるシーズンの到来です。 乾燥肌対策というとスキンケアでの保湿が筆頭に挙げられますが、スキンケアの効果を引き出すためには肌力を高めておくことも重要なポイントとなります。 乾燥肌に負けない栄養素を摂取できる食材を取り入れた食生活でインナーケアを行い、肌力をアップして乾燥肌対策をすることが大切です。 |
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★ 乾燥肌の原因と対策 | ||
乾燥肌を引き起こしてしまう原因は、皮脂の分泌量、角質層の水分量、天然保湿因子の量などが減少してしまい皮膚の乾燥を招いてしまうためといわれています。 乾燥肌を引き起こす原因を予防し改善する働きをする栄養素を摂取することに加えて、新陳代謝や毛細血管の血流を促す栄養素を意識的に摂取することが乾燥肌対策には必要です。 |
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★ 乾燥肌対策に必要な栄養素とは? | ||
肌に良いと言われる栄養素はさまざまありますが、乾燥肌対策として有効な栄養素には、ビタミンA、B、C、E、セラミド、亜鉛、α-リノレン酸などがあります。 1: ビタミンA 【皮膚や粘膜のうるおいを維持する、新陳代謝を活発にする働きをします。】 ・ビタミンAを多く含んでいる食品・・・レバー、うなぎ、あなご、鯖や鰯などの青魚、乳製品、卵、緑黄色野菜、海藻類、緑茶など。 2: ビタミンB 【新陳代謝を活発にする、肌の乾燥による炎症を抑える働きをします。】 ・ビタミンBを多く含んでいる食品・・・豚肉、レバー、卵、大豆、納豆など。 3: ビタミンC 【抗酸化作用、コラーゲンの生成を促す働きをします。】 ・ビタミンCを多く含んでいる食品・・・アセロラ、パプリカ、レモンなど。 4: ビタミンE 【血行促進、抗酸化作用、過酸化脂質分解作用、新陳代謝を活発にする働きをします。】 ・ビタミンEを多く含んでいる食品・・・胡麻、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボカドなど。 5: セラミド (※皮膚の角質層に存在する脂質) 【外部刺激から守る、角質層の水分保持をする働きをします。】 ・セラミドを多く含んでいる食品・・・こんにゃく、しらたき、大豆、黒豆、小豆、ひじき、わかめなど。 6: α-リノレン酸・亜鉛 【α=リノレン酸・・・細胞分裂を助ける、細胞膜を生成する原料、セラミドを生成する原料と なります。】 ・α=リノレン酸を多く含んでいる食品・・・アマニ油、エゴマ油など。 【亜鉛・・・細胞分裂に必要な酸素を働かせる助けをする】 ・亜鉛・・・牡蠣、赤身の肉、たらこ、卵黄、タラバ蟹など。 |
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★ スキンケアの一環として意識的に食生活に取り入れて乾燥肌対策を心がけることが大切です! | ||