No146 ■ 肌の乾燥を引き起こす要因を知って対策!-3 -zas(smp)
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「肌の乾燥を引き起こす要因を知って対策!」:1、:2では、「スキンケアの方法に問題がある場合」、「栄養バランスの偏った食生活」についての解説でしたが、もうひとつ肌の乾燥を引き起こす要因があります。 |
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3:生活習慣による影響 肌の角質層は、水分保持や紫外線をはじめとした外部刺激から肌を守るという働きがありますが、さまざまな生活習慣が要因となり、水分保持力などの角質層の働きを低下させ、肌の乾燥を引き起こす可能性があります。 |
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★ 乾燥を招く主な要因とは? (1)睡眠不足 体の内側からのケアという意味では、食生活以上に肌を再生する力を持っていると言っても過言ではないのが睡眠です。 肌の角質層の水分保持に必要不可欠なセラミドなどの細胞間脂質は、肌を保湿する機能の80%程度を担うといわれています。 セラミドなどの細胞間脂質は、ターンオーバーの働きにより生成され角質層内に行き渡ります。 つまり、ターンオーバーの働きが低下すると、細胞間脂質の生成が滞り、角質層に存在しなくなることで肌の乾燥を引き起こしてしまいます。 さらに、ターンオーバーの働きを正常に保つ働きをする成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が滞りターンオーバーの働きを低下させてしまいます。 すると、セラミドなどの水分保持の働きを担っている成分の生成が低下してしまうのです。 ★ 質の良い睡眠を摂るには? ・就寝2時間前には食事などは済ませて、就寝時には血糖値が下がっている状態にする。 ・就寝1時間前くらいに体を温め、就寝時には体温が低下するようにする。 ・就寝1時間前は脳を覚醒させる行為はしない。 (2)空気の乾燥 角質層が正常な状態であれば、空気が乾燥しても一時的な影響しか受けませんが、角質層の水分保持力が低下している場合は空気の乾燥が肌への大きなダメージとなり乾燥肌を引き起こす可能性があります。 ★ 空気の乾燥による肌へのダメージを防ぐには? ・スキンケアでしっかり保湿 ・加湿器などを使用して湿度を保つ ・エアコンなどの暖房器具は設定温度を高くし過ぎないようにして必要最低限の使用を心がける。 (3)その他 ・入浴や洗顔で使用するお湯の温度は熱すぎるお湯はぬるま湯を使用し、洗い過ぎ、擦り過ぎをしないようにする。
・肌に刺激を与えるような素材を使用した衣類や寝具は避ける。 スキンケア、食生活を改善しても乾燥してしまうという場合は生活習慣の見直しもしてみよう! |
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