No144 ■ 肌の乾燥を引き起こす要因を知って対策!-1 -zas(smp)

 
  冷たく乾いた空気に包まれる毎日が続き、肌が悲鳴を上げているのを感じて、一生懸命ケアをしているのに乾燥肌がなかなか改善しないと嘆いている人も多いのではないでしょうか?

ひとことで乾燥肌と言っても、乾燥を引き起こしている要因はさまざまあり、さらに、知らず知らずのうちに自分自身が要因を招いていることも考えられます。

本来、肌を守ろうとするバリア機能が働き、乾燥を防ぐ役割を担っているはずが、正常に働いていない状態になっているということを踏まえて、要因を探り、対策することが必要です。
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  ★ 乾燥を招く主な要因とは?

1: スキンケアの方法に問題がある。(擦りすぎ)

・化粧水や乳液などを塗布する際やマッサージをする際に、指やコットンなどで擦ったり、強くパッティングしてしまうと、角質層を傷つけてしまいターンオーバーや保水力を低下させ、炎症を引き起こし、シミなどの肌トラブルの原因に繋がる
恐れがあります。

・洗顔やクレンジングを、必要以上に回数を多く行う、長い時間かけて行うなどすると、肌を守る皮脂膜角質層の水分保持の役割を担っている細胞間脂質(セラミドなど)NMF(天然保湿因子)、などを洗い流してしまう恐れがあります。

熱すぎるお湯、洗浄力の強い洗顔料などを使用しての洗顔、タオルでゴシゴシ擦るなども乾燥を招く要因のひとつになります。

スキンケアを行う際は、指などには力を入れずにやさしく軽いタッチで行い、やり過ぎないことが大切です。



★ スキンケアが原因となって乾燥肌を繰り返している場合は?

肌は、皮膚のダメージを認識すると異常を感知し、角質細胞の増殖を速めようとするのですが、急速に作られた未完成の角質層ではバリア機能が不十分になってしまいます。

さらに、間違ったスキンケアによって角質層を傷つけてしまうと、肌のダメージは深まり、水分保持力の低下した未完成な角質層の生成を繰り返してしまいます。

乾燥肌が一時的なものではなく、繰り返していると感じる場合は、スキンケアの見直しと他の要因を探る必要があります。

また、それでも問題が解決しない場合は、皮膚科などの専門医に受診することをおすすめします。