一般的に赤ら顔といわれる顔の赤みには、頬や鼻などの広い範囲に及ぶ症状や、顔の一部にだけ目立って赤みがでる症状などのいくつかのタイプがあり、それぞれ原因が異なるようです。 | |
★ ストレスの種類 1: 毛細血管拡張型 血管が広がり血流が促進すると、肌表面に透けて見え、顔が赤く見える症状です。 血管が広がったままの状態になり、赤みが継続してしまいます。 2: 脂漏性皮膚炎 鼻や小鼻の脇などの、皮脂量の分泌が多い部位に比較的多く見られる症状で、過剰に分泌された皮脂と常在菌が反応して炎症を起こし、赤みとなって現れてしまいます。 3: 色素沈着(赤くすみ) 乾燥、摩擦、紫外線などによる刺激で皮膚に炎症が起き、長期化した場合は肌内部の真皮や皮下組織にもダメージを与えてしまい、色素沈着となって現れた赤みを赤くすみと言います。 赤く黒ずんだように見えるのは、真皮の毛細血管が破壊され出血し、血液中のヘモグロビンという色素タンパク質が真皮や皮下組織に沈着することで起きます。 4: 赤ニキビやニキビ跡による赤み ニキビ周囲の皮膚が炎症を起こして赤くなり、治りにくい、治ってもすぐにまたできてしまうといった症状により、肌内部にまでダメージを与えてしまい色素沈着となって現れてしまいます。 ★顔の赤みのケア方法 赤みやかゆみを伴うような肌トラブルの主な原因となっているのは、皮膚が薄くなるためだと言われています。 肌表面の角質層が薄くなる、または失われてしまうことで外部からの刺激を受けやすい状態になってしまいます。 肌が薄い場合は、肌の水分保持をして、肌の自己再生力を促すことが重要です。 例えば、スキンケア用品の見直しを行い、十分な保湿ケアをすることから改善してみよう。 そのほかにも、睡眠や食生活などの生活習慣の見直しも大切です。 ★ニキビによる赤みのケア方法 白ニキビが悪化すると、皮脂が押し出されて毛穴が開き、空気に触れ酸化すると黒ニキビになり、さらに進行するとアクネ菌が増え炎症を起こし赤ニキビとなってしまいます。 このような症状の場合はスキンケアやセルフケアのみで治すことは難しいので、皮膚科を受診することをおすすめします。 また、ニキビ痕の赤みは、ビタミンC誘導体などが含まれているスキンケア用品を取り入れてみよう。 日常的に正しいスキンケアとニキビができてしまったら潰さないということが大切です。 さらに、ニキビも睡眠や食生活をはじめとした生活習慣が大きく影響してくるので、規則正しい生活習慣を心がけよう。 |
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