肌の健康を考えるという意味では、化粧水や乳液などのスキンケア製品を使用した毎日のケアも大切なことですが、体の中からのスキンケアもとても影響が大きいと言えます。 | |
★ タンパク質 人の体やその一部である肌も、タンパク質によって合成されているのでタンパク質が不足した場合、角質細胞の再生が滞り、ターンオーバーが低下してしまいます。 この、肌の健康を左右するひとつの要因であるターンオーバーと言われている肌の新陳代謝機能が低下すると、肌のバリア機能が低下して紫外線や乾燥などの外部刺激を受けやすくなり、肌トラブルを招く原因となります。 また、ターンオーバーの低下を防ぐためには、皮膚を生成するうえで必要不可欠なタンパク質は欠かすことのできない栄養素だということはもちろんなのですが、加えて、ビタミンB群にもターンオーバーの働きを促す効果があり、乾燥やニキビをはじめとした肌トラブルを防ぐためにも大切な栄養素だといえます。 ■ ビタミン類 ビタミンにはいくつかの種類がありますが、体に対する働きは少しずつ異なります。 ■ ビタミンA 角質層の天然保湿因子の生成を促し、皮膚や粘膜を正常に保つ働きをします。 また、不足すると角質層の水分保持力の低下に繋がります。 ■ ビタミンB群 ターンオーバーを促す働きをし、不足するとターンオーバーの機能が低下して、乾燥やニキビなどの肌トラブルに繋がります。 ■ ビタミンC 肌にとって必要な成分のひとつであるコラーゲンの生成や新陳代謝を促す働きをします。 ■ ビタミンE 肌の血行促進や新陳代謝を促す働きをします。 さらに、抗酸化作用が強いので、細胞を活性酸素から守るアンチエイジングの働きをします。 ★ 特に、ビタミンB群の中でも、ビタミンB2の肌に対する働きは重要! 主に皮膚や粘膜を正常に維持するための働きをしますが、脂質、糖質、タンパク質をエネルギーにする働きや、新しい細胞を生成するなどの体内の代謝を促す働きもする肌にとって必要な栄養素です。 特に、ニキビや肌トラブルを改善するためには最も重要な栄養素だといえます。 |
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