混合肌とは、部位によって質の異なる肌タイプで、主な特徴として鼻や額などのTゾーンはベタつき、頬やあごなどのUゾーンは乾燥してカサつきやすいという症状があります。 そのほかにも、洗顔後に肌のつっぱり感を感じる部位がある、季節や気候に影響され肌質が変化するなどの症状もあるようです。 また、混合肌は比較的日本人には多く見られる肌タイプで、普通肌と乾燥肌、普通肌と脂性肌、乾燥肌と脂性肌、などのさまざまな肌タイプが組み合わさっているのでケアには注意が必要となります。 |
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★ 混合肌の原因とは? ■ 外的要因 紫外線、エアコンなどによる乾燥、間違ったスキンケア、肌質に合わない化粧品などの使用、季節の変わり目、喫煙、過剰なアルコールの摂取、偏った食生活、など 特に紫外線や外部刺激の影響を受けやすいTゾーンは、肌を守ろうとして体の防衛機能が働き皮脂の分泌が活発になる場合があります。 また、混合肌や脂性肌で皮脂の分泌が過剰な場合は、紫外線が肌表面の皮脂を酸化させて肌の炎症などを引き起こす可能性もあります。 ■ 内的要因 ストレス、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、など 体の不調は肌にも影響を及ぼし、体内の活性酸素が大量に発生されると肌のハリが失われやすくなります。 また、免疫力の低下は、自律神経の乱れを引き起こしターンオーバーの乱れに繋がります。 ★ 混合肌のケア方法 ■ Tゾーンのケア Tゾーンの症状は脂性肌と同じなのですが、混合肌の場合は肌内部の乾燥が原因になっている場合があります。 保湿ケアを行って、過剰な皮脂の分泌を制御することが必要です。 ■ Uゾーンのケア Uゾーンは乾燥しやすく肌荒れを引き起こしやすい部位です。 皮脂の分泌が不十分な場合、外部刺激を受けやすくなりニキビの原因にもなりやすい部位のひとつです。 Tゾーン以上に肌の乾燥を招きやすいUゾーンは、さらにしっかりと保湿ケアを行う必要があります。 スキンケアのベースとなる化粧水でたっぷりと水分を補給して角質層までうるおいを与えて、その後に乳液などの油分で補った水分を逃がさないようにすることが大切です! |
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