あまり気にすることがありませんが、食事から摂取した栄養の状態が、髪の育成にも影響します。 若いうちから食事による栄養バランスに気を配り、体を健康に維持することが、髪を健全に育て、抜け毛や薄毛を予防することに繋がってきます。 |
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★ 髪の主な成分はタンパク質で出来ている! 髪はタンパク質の一種であるケラチンという成分で構成されています。 食事で摂取した栄養素のタンパク質が体内でアミノ酸に分解されて、毛細血管を通じて毛乳頭に運ばれ、毛乳頭を覆っている毛母細胞がアミノ酸と分裂を繰り返し、ケラチンを作りメラニンを生成します。 この働きを繰り返し、髪が育成しているのです。 ★ 亜鉛が髪をつくる 毛母細胞の分裂で作られるケラチンの生成には、亜鉛が必要です。 亜鉛不足になると、アミノ酸の合成が滞り、髪の生成に影響を及ぼす可能性があると言われています。 また、日本人は亜鉛不足になりやすい傾向があると言われているので、亜鉛を多く含んでいる食品を積極的に摂取するように心がけることが大切です。 亜鉛を多く含んでいる食品のひとつに牡蠣などがありますが、サプリメントなどで摂取する事も出来るようです。 しかし、過剰摂取しないように注意しましょう。 ★ ビタミンB群が毛母細胞の細胞分裂を活発にする! 髪を作りだす細胞分裂の活性化を促す成分といわれるビタミンB群は、細胞を活性化する働きだけではなく、頭皮の血行を促す効果も期待出来るようです。 ★ 抜け毛、薄毛を防ぐためには、栄養バランスが大切! いくら髪の育成に大切と言われている栄養素であっても、栄養に偏りのあるバランスの悪い食生活は良くありません。 また、食事の時間も重要で、食事をすると食べた物を消化するために胃に血液の流れが集中してしまい、頭皮の血流は滞ってしまいます。 髪を育成するのは、成長ホルモンの分泌が活発になる就寝時なので、夜遅い時間の飲食は控えるようにしましょう。 |
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