梅雨から夏になると、湿度や高温が原因で、食品の傷みが気になりますね。 商品だけでなく、スキンケア用品も保管場所や使い方次第では劣化が早まる恐れがあるのをご存知でしょうか。 どんなにすばらしい効果、効能が期待できるスキンケア用品を使用しても劣化してしまったら、肌トラブルを招いてしまう可能性も考えられます。 また、最近では、パラベンフリーなどの防腐剤等が使用されていないものや、オーガニック植物成分などを使用したスキンケア用品も増えているので使用する環境や保管場所がとても重要になっています。 |
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★ スキンケア用品の劣化を招いてしまう要因とは? | ||
■ 直射日光が当たる場所に置いてある 直射日光に当たると化学変化や、熱によって成分が劣化してしまう可能性があります。 また、容器などの変形や破損の恐れもあるので、遮光性のある入れ物に保管するなど、できるだけ直射日光の当たる場所での保管は避けましょう。 ■ 高温多湿になる場所に置いてある 直射日光が当たらなくても、温度や湿度にも注意する必要もあります。 特に夏は、バスルームや洗面所のような高温多湿になりやすい場所にスキンケア用品を保管する場合、よく換気をして風通しを良くすることが大切です。 ■ スキンケア用品の中に汚れや雑菌が入ってしまっている スキンケア用品のフタや注ぎ口に化粧水やローションなどが付着したままにしていると、容器に隙間が出来て空気に晒されることで雑菌が繁殖するなどの劣化の原因になる可能性があります。 また、クリームやジェルなどのジャーに入っているものは、汚れの侵入や雑菌の繁殖等を防ぐために指や手を直接入れないでヘラなどを使用して取り出しましょう。 どちらの場合も使用するたびに汚れを拭き取り、一度取り出したものは戻さないことが大切です。 ■ 古くなったスキンケア用品を使用している 食品には賞味期限や消費期限が明記されているものが多いと思いますが、スキンケア用品は極一部を除いてほとんどのものが使用期限は明記されていません。 なぜかというと、適切な保管状態で3年以内に変質する可能性のある成分が含まれていない場合は使用期限を明記する必要はないという薬事法があるためです。 では、スキンケア用品の使用期限はどれくらいかというと、冷暗所等での適切な保管で3~5年程度です。 しかし、基本的に1カ月で使い切る量になっているものが多いので、1か月を目安にすると良いかもしれません。 実際に使用しているスキンケア用品に異臭や変色等を感じた場合は使用を中止することをおすすめします。 もったいないから…などと使い続けて肌トラブルを招いてしまうようなことがないようにしましょう。 |
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