梅雨のはじまりから夏に向けては、皮脂の分泌が活発になるのでニキビに悩む人も多くなってきます。 さらにジメジメとした天候の影響で皮膚の炎症も治りにくくなるので、ニキビ痕が残りやすくなります。 そこで、今回はニキビ痕の種類とそれぞれのケア方法をまとめてみました。 |
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★ 赤みが残り炎症が治まっていないニキビ痕 | ||
ニキビの芯、膿などが取れて、痛みもなくなり肌の表面のニキビの腫れ自体は引いているのに、赤みが残っている状態のニキビ痕。 化膿して芯がある状態のときは、痛みが伴い腫れていたりします。 ■ ■ ケア方法 ■ ■ どんなことがあっても、触ったり芯を出そうとしたりしてはいけません。 今以上に炎症を起こさないようにするために、通常よりも水分補給を意識したスキンケアで肌の自然治癒力での回復を待つことが必要です。 あまりに炎症がひどい場合には、皮膚科を受診したほうが良いでしょう。 ケアアイテムは、成分に刺激のないもの(鉱物油系合成成分や香料の配合されていないもの)を選び、必要時応じて患部には薬などを用いましょう。 痛みが治まり芯や膿もなくなり治癒したように見えても実際には炎症は治まっていない場合が多いので注意が必要です。 油分が少なめのスキンケア用品を使用して、炎症がひどい場合にはファンデーションなどは控えたほうがいいでしょう。 紫外線はニキビを発生させる要因の一つとされていますので、しっかり対策をしてください。 |
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★ 茶色に色素沈着してしまったニキビ痕 | ||
ニキビは肌に炎症が起きている状態なので、それに対して肌は防御反応が働きメラニンを生成しシミを発生させます。 その際、ターンオーバーが上手く働かずに色素沈着が発生して茶色いニキビ痕が残ります。 一時的に茶色になっても、肌のターンオーバーが正常に働きメラニンを少しずつ排出できれば、痕が残らずに回復する可能性があります。 ■ ■ ケア方法 ■ ■ このタイプのニキビ痕は、新陳代謝を促すパックやマッサージを取り入れるとよいでしょう。 また、食事や睡眠などの生活習慣に気を配ることも重要です。 ストレスを溜めないように心がけて、質の良い睡眠をとりましょう。 そして食事をする際には、肌のターンオーバーを促すビタミンC、肌の再生機能を高めて皮脂バランスを整えるビタミンB群を摂取しましょう。 また、メラニンを排出することを意識した美白効果のあるスキンケアなどを行うと良いでしょう。 |
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