乳液とクリームは、水分量と油分のバランスが違います。 まず、乳液は油分を与えて潤いをキープし、肌をやわらかくしてキメを整える働きをしています。 クリームは乳液と同じ働きに加えて、油分が多く濃厚なテクスチャーなので、さらに高い保湿力と持続力で外部刺激や乾燥から肌を保護する働きをします。 |
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★ 乳液とクリームの違いは? | ||
■ 乾燥肌タイプ 化粧水をたっぷりと使ったことで、保湿だと勘違いしてしまうと、乾燥を防ぐことはできません。 正しい保湿ケアは、肌内部の水分を閉じ込めて離さないようにすることです。 そのためには、乳液やクリームの油分で肌表面に膜を張り保護することが大切です。 乾燥肌タイプは、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの含まれた肌の保水力を高める成分が配合されているものがおすすめです。 ■ 脂性肌タイプ 脂性肌の人の場合、肌の水分量よりも皮脂量の方が多いので、肌表面が酸性になり、ニキビなどの原因となってしまいます。 アクネ菌は過剰な油分を栄養として繁殖するので、油分の多い化粧品を使用してしまうとニキビが悪化する恐れもあります。 しかし、化粧水のみのスキンケアでは、乾燥を招いて角質が厚くなり肌が硬くなってしまい、かえって毛穴を塞いでしまうこともあります。 余分な皮脂や汚れを洗顔でしっかりと落としてから、できるだけ油分が少なく水分量の多く配合されているものを選び、保湿美容液をつけてから肌馴染みの良いテクスチャーの乳液やクリームを薄く塗るようにしましょう。 抗酸化作用のあるビタミンC、Eやアスタキサンチン、アントシアニンなどの含まれている成分が配合されているものがおすすめです。 ■ 混合肌タイプ Tゾーンはテカリやベタつきが気になり、目元、頬、口のまわりは乾燥するという肌タイプの人を混合肌といいます。 基本的には、保水力が高く、水分量と皮脂量のバランスを整える作用のあるセラミドなどを顔全体に使用して、Tゾーンには抗酸化作用のあるビタミンC、Eなどの含まれている成分が配合されているものを使用することがおすすめです。 まずは、自分の肌タイプを見極めて、乳液、クリームを選んで必要なスキンケアをしましょう! |
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