春本番を迎えるこの時期は、新たな環境での緊張やストレスによる体調の変化や、花粉症、黄砂、PM2.5などの外部刺激により肌トラブルの起きやすい季節といえます。 寒い季節にありがちな保湿メインのケアは大切なのですが外部刺激の気になるこの季節は、しっかりと洗顔して肌の汚れを落とすことが、さらにスキンケアの効果を上げて肌トラブルを防ぐことに繋がります。 |
|
★ 正しい洗顔の基本とは? | ||
■ 洗顔は朝と夜の1日2回が基本 暖かくなると汗をかくことも多くなり、皮脂や汚れが気になると思いますが、洗顔のし過ぎは厳禁です。 なぜなら、皮膚表面にある皮脂膜とその下の角層にあるセラミドなどの保湿物質より、外部から異物が侵入するのを防いだり、水分保持するためのバリア機能が働いているためです。 洗顔をし過ぎてしまうと、肌に必要な皮脂やうるおいが失われて乾燥を招き、バリア機能が低下してしまいます。 基本的には、スキンケア用品を使用する前の、朝と夜の1日2回でよいでしょう。 かなりのテカリ肌でない限り、朝はぬるま湯で丁寧に洗顔するだけでも余分な皮脂が落とせます。 洗顔料での洗顔は夜だけでもいいかもしれません。 あまり皮脂を取りすぎると、肌が乾燥してトラブルになりやすく、またテカリ肌の人は余計にテカリがひどくなる場合が考えられます。 ただし、ファンデーションなどを使用した場合はクレンジングをしてからしっかり洗顔することを忘れないでください。 ■ 洗顔料はよく泡立てて使用する 洗顔料を泡立てるためのネットなどを使用して、良く泡立ててキメの細かい濃密な泡を作ります。 泡で洗顔することで摩擦を防いで肌に刺激を与えないようにします。 ■ 力を入れて擦り洗いはNG! やさしく泡で洗う 顔の皮膚はとても薄いので、指に力を入れてゴシゴシと擦ってしまうと肌を傷つけて刺激を与えてしまいます。 指で洗うのではなく、よく泡立てた洗顔料の泡を滑らせるようなイメージでやさしく洗いましょう。 ■ すすぎ洗いは30~32℃位のぬるま湯で! 顔の皮脂が溶け出す温度は30℃くらいといわれていて、洗顔やすすぎをする時に皮脂を浮かせてきれいに洗い流すためのお湯の温度は、30~32℃くらいが適温だそうです。 油は水に溶けない性質なので、皮脂汚れも冷たい水では落ちにくくなりますし、逆に熱いお湯で洗うと必要以上に皮脂を落としてしまい乾燥を招いてしまいます。 忙しい日常の中では、ついつい手を抜いてしまいがちな「洗顔」。 しかし、スキンケアではとても重要な部分です。 ここで「正しい洗顔」を今一度再確認して、より魅力的な男の肌を目指しましょう! |
||