人間の髪は1日におよそ100本抜けるといわれています。 髪の生えるサイクルを毛周期といい、この毛周期の計算に則って周期を終えた髪が抜けることは通常の現象です。 しかし、周期を終える前に抜けてしまった場合は頭皮トラブルが起きていることも考えられます。 過剰な皮脂の分泌が原因による皮脂詰まりや、フケで毛穴が塞がれてしまい、頭皮に炎症が起きて抜け毛に繋がったり、ストレスなどが原因となって毛母細胞が働かなくなり周期を終えずに抜けてしまう場合もあります。 また、明らかに1日に抜ける髪の本数が100本を大きく上回る場合や、円形脱毛症などのようなひどい症状が起きた場合は注意する必要があり、状況に応じて医師に相談することも考えた方がよいでしょう。 |
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★ 内的要因による薄毛、抜け毛 | ||
頭皮が弱っている状態のときは薄毛や抜け毛に繋がるひとつの原因となります。 頭皮が弱くなる原因はさまざまあると考えられていますが、そのひとつに紫外線による刺激があります。 特に、春から夏にかけては紫外線が強いので頭皮が弱まり、抜け毛が多くなって気になる人も少なくないはずです。 これは髪自体も紫外線によりダメージを受けていることに間違いはないのですが、髪が傷んで抜けるのではなく、頭皮がもろく弱い状態になったために髪が抜けてしまうのです。 髪を紫外線などによる乾燥から守るという意味ではトリートメントやオイル等のケアは有効ですが、実際に抜け毛を防ぐためには頭皮ケアが重要となります。 また、ブリーチ、カラー、パーマなどは頭皮のみならず髪自体にもダメージを与えてハリ、コシ、ツヤが失われ、薄毛や抜け毛の大きな原因となる可能性があります。 その他には、シャンプーをはじめとしたヘアケア製品の刺激の強い成分の含まれているものを使用したり、自分の頭皮や髪質に合わないものを使用するなどが原因になることもあるようです。 |
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★ 内的要因による薄毛、抜け毛 | ||
薄毛、抜け毛の原因は外的要因だけではなく、栄養バランス、ホルモンバランスなども影響しています。 髪をつくる主要の成分であるタンパク質などが不足すると髪が痩せて抜け毛につながります。 また、不規則な生活や睡眠不足、ストレスはホルモンバランスや自律神経の乱れに繋がり、毛母細胞に影響を及ぼして髪の育成を滞らせる可能性がありますし、運動不足は血液循環が悪くなり頭皮への栄養を送る妨げに繋がる恐れがあります。 頭皮も皮膚の一部と考えれば頭皮ケアも大事なスキンケアのひとつです。 上記の薄毛、抜け毛の原因を参考に自分に合う頭皮ケアで髪を守りましょう! |
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