クリスマスにはじまって、飲み過ぎ、食べ過ぎや、ついダラダラとした時間を過ごしてしまうことの多い年末年始も終わり、新しい1年がスタートするこの時期ですが、生活習慣をリセットできていますか? じつは、食生活や睡眠は肌に影響を与えているのです! |
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★ 食生活のメリハリと肌のハリ、くすみの関係 | ||
年末年始の行事は、ダラ食いや栄養の偏りがちな食生活になり、『肌の焦げ』と言われている糖化を引き起こしてしまう原因になることがあります。 ダラダラと1日中食べていると体内にグルコースなどの糖が増えてしまい、この余分な糖がタンパク質と結合したものを糖化といいます。 糖化は、やわらかい状態の水あめを加熱していくと徐々に固く黒くなるのに似た状態で、肌が固くなってハリが無くなり、くすみが出てしまいます。 年末年始の食生活に心当たりのある人は、栄養バランスを考えた食生活に改善することを心がけよう。 |
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★ 寝溜めは出来ない!ダラダラ睡眠は肌と体調のリズムを崩す! | ||
『寝正月』などという言葉があるように、夜更かしをしたり、日常の疲れや睡眠不足から朝寝坊や二度寝をしてしまい、いざ起きてみるとスッキリするどころか、「なんか、だる重…」なんてことありますよね? 断続的な睡眠は、体は休んでいるけれど脳が休んでいないレム睡眠(眠りの浅い状態)が長くなることで、しっかりと良い睡眠が摂れずに疲れがとれない状態を引き起こしてしまいます。 そして、さらに眠り続けて、レム睡眠の状態を続けてしまうと体内時計が狂い自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こして肌や体調のリズムが崩れてしまうのです。 よく、寝溜めは出来ないと聞きますが、肌や体調を整えてくれるのは、睡眠時間の長さではなく質の良い睡眠なのです。 |
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★ 肌の調子や体調を良くする生活習慣の例として… | ||
■ 食材によって、食べる時間を工夫する! 肌にとって積極的に摂りたい栄養素の代表ともいえるビタミンを多く含んでいるフルーツは、糖分のひとつの果糖を含んでいるので、カロリーを控えたい夜は少なめにして、脳のエネルギーとなる朝に食べるのが理想的といわれています。 腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整えるといわれているヨーグルトは、朝食に食べる人が多いのではないかと思います。 しかし、腸の働きが活発になるといわれている22時~深夜2時の3時間位前である夕食後に食べるのが効果的だそうです。 ■ 日光を浴びて目覚める! 朝起きてすぐに日光を浴びると、目で見た光が脳への刺激となり、体に活動する指令を送ることで目覚めます。 ■ 夜、お風呂に入る! 人が眠りに落ちるのは、深部体温が下がるときだそうです。 ですから、お風呂で温まることで上がった体温が少しずつ下がるときに心地よく眠りにつけると同時に、血流やリンパの流れが促されることで疲れも取れます。 肌や体のためにも、食生活や睡眠を中心に生活習慣を見直して1年を快適に過ごしましょう! |
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