無洗入浴とは? 基本的にボディーソープや石鹸を使用しないでお風呂に入る入浴方法です。 ただし、汚れや臭いが気になる部位は、手でやさしく洗うようにしよう。 また、お湯に浸かる時間は38~40℃のお湯に10分以上が目安。 10分以上お湯に浸かることで体の汚れの80%が落ちるそうです。 |
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★ どんな効果が期待できるのか? | ||
■ 乾燥肌、敏感肌を改善する ボディーソープなどには、界面活性剤という成分が含まれているものがあり、必要以上に皮脂を取り除き、うるおいを奪ってしまうので乾燥肌や敏感肌を招いてしまうことがあります。 ボディーソープなどの使用を中止することで症状が改善されることがあるそうです。 ■ 体臭軽減 ボディーソープなどで洗い、皮脂を必要以上に落としてしまうと、肌を守ろうとして返って皮脂の分泌が活発になり体臭を発生させる原因となります。 体臭の原因は、皮膚悪玉菌がアンモニアなどの異臭を放つからです。 ■ 美肌効果 肌表面には、皮膚常在菌という皮脂や汗を餌にして皮脂膜を作り、肌のツヤやうるおいを守っている微生物が生息しています。 また、皮膚常在菌のひとつである表皮ブドウ球菌は、肌のうるおいを逃さないように肌バリアを作り水分を保持や、外部刺激から肌を守ってくれます。 しかし、ボディーソープなどで洗うと皮膚常在菌の90%近くが洗い流されてしまい、肌トラブルを引き起こす原因となります。 お湯に浸かるだけであれば、皮膚常在菌を殺菌せずに美肌を保てるのです。 |
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★ 無洗入浴の注意する点 | ||
ボディーソープなどを使用しなかったとしても、入浴後は水分が奪われやすい状態です。 乾燥を防ぐためにクリームやワセリンなどでしっかりと保湿して、うるおいを逃がさないようにすることが大切です。 汗や角質はお湯に浸かるだけで落ちますが、余分な皮脂は落としきれません。 皮脂が溜まり過ぎると体臭の原因となるので、皮脂の分泌の多い部位や体臭の気になるところだけ、界面活性剤が含まれているボディーソープは避けて固形石鹸で洗うと良いでしょう。 とはいっても、実際には入浴時に体を洗わないのは気持ち悪いし、スッキリしないですよね。 一つのスキンケアの方法として把握しておこう。 どんなスキンケア方法も、合う、合わないは試してみないことにはわからないので、乾燥の気になるこの季節に、たまに試してみてはいかがでしょうか。 |
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