頭皮の血流が滞っていると、毛髪に栄養が行き届きにくくなり、育成を妨げる原因となります。 丈夫で健康な髪を育てるためには、ツボ押しや頭皮のマッサージをして血流を良くすることが大切です。 |
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★ 頭皮の血流促進対策 |
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1.ツボ押し ☆ 百会(ひゃくえ) 両耳の延長線と眉間の中心から伸びた線が交わる頭頂部にあります。 たくさんの気が集中している場所にあって自律神経を整えるツボとして一般的に知られていますが、血流の促進にも、とても重要なツボです。 ☆ 角孫(かくそん) 耳の穴を手でおおい隠すようにして耳全体を折り曲げたときに、耳の先端があたる辺りの耳の上の髪の生え際辺りにあります。 抜け毛予防や頭皮の血流の促進ほかにも、耳や目、歯の病気などにも効果があるといわれています。 ☆ 玉枕(ぎょくちん) 仰向けに寝たときに枕にあたる後頭部に2か所あります。 血流を促進して頭頂部の薄毛に効果的といわれているツボで、緊張性の頭痛や眼精疲労にも効果があるといわれています。 ツボを押すときは、最初は浅めに押して徐々に深く5秒くらいかけてゆっくりと押します。 健康な状態の頭皮なら弾力があって気持ちよく感じます。 硬い、痛いなどと感じる場合は1日数回に分けて行おう。 |
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2.頭皮のマッサージ 頭皮に指をあてて円を描くイメージで頭皮全体を動かすようにして、少しずつ指をずらしながら頭全体をまんべんなく押してマッサージしていきます。 (市販のマッサージ専用のブラシなどを利用するのも良いと思います。) 1日5分程度を目安に行い、やり過ぎは頭皮の負担をかけてしまうので注意しよう。 また、美容院などでも様々な頭皮のマッサージメニューがあるので試してみるのもいいかもしれません。 |
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3.育毛剤 髪を育てるためには、毛母細胞とその周囲を活性化することが必要です。 毛母細胞の分裂の促進は、育毛剤に含まれている有効成分により異なります。 血流を促進する成分として「センブリエキス」「ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)」 が含まれている育毛剤に効果が期待できると思われます。 シャンプー後などの、清潔で頭皮の湿った状態のときに1日1~2回を目安に塗布しよう。 |
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