「ちゃんと毎日スキンケアをして保湿を心がけているのに、肌トラブルやドライスキンが改善しない…」などの症状が思い当たる人は、今日まで正しいと信じていた保湿ケアに落とし穴があるかもしれません。 「まあ、いいか…」なんて思わずに、スキンケアに対してめんどくさがりの男子も、こればっかりは抑えておいた方がいいかも! 意外に女子は男子の肌を見ているぞ! ありがちな保湿ケアの落とし穴とは… |
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★ 化粧水だけでは保湿できない |
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肌の角質層にはバリア機能が働いていて、水は肌の奥まで浸透できません。 化粧水の成分も大部分が水で構成されているので、浸透するとしても、2~3層位で、すぐに水分は蒸発してしまいます。 また、化粧水をシートマスクなどで浸透させる方法も、保湿効果はあまり期待できないそうです。 |
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★ 化粧水を使用した後のしっとり感は一時的なもの | ||
化粧水をつけた直後の肌は潤ったような気になりますが、実は一時的なものです。 唇が乾いた感じがするときに舌でなめると一瞬だけ潤って、すぐに乾いてしまうという状態の時と同じことが起きているのです。 また、スプレータイプの化粧水をなどは、肌の表面につけるだけなので、蒸発するときに肌の水分も奪われて、逆に乾燥してしまいます。 |
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★ 「乳液でフタ」は成分により効果が違う | ||
化粧水の後に乳液を塗っても、セラミドなどの保湿成分が少量しか含まれていなければ肌は乾燥してしまいます。 乳液は約50~70%の水分と約10~20%の油分でできていて、水分の方が多いので油分でフタをしても隙間を縫うようにして水分は蒸発してしまうのです。 しかし、セラミドなどの保湿成分が含まれている乳液はフタをするのではなく、水分をキープする働きで蒸発を防ぎます。 つまり、油分でフタをして保湿するのではなく、保湿成分によって肌の水分を掴んで離さないということなのです。 |
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★ オイリースキンやニキビ肌こそ保湿が必要 | ||
肌は水分不足の状態になると角質層のバリア機能が低下して、ニキビが出来やすくなり、テカリも目立つようになります。 化粧水だけのスキンケアでは水分が足りずにかえって乾燥を招いてしまうのです。 |
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★ 保湿成分配合の洗顔料は、洗い流すので効果なし | ||
洗顔料にはしっとりタイプとさっぱりタイプなどに分類してあるものもあり、しっとりタイプには油分が含まれています。 その油分が肌表面に残ることで潤ったかのように感じてしまいますが、実は肌表面に残った油分が毛穴を詰まらせて、化粧水の浸透を妨げてしまうのです。 |
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上記に挙げた例以外にも、気づいていない保湿ケアの盲点があるかもしれません。 乾燥する季節にも負けないように、正しい保湿ケアを知り、素肌を守りましょう。 |
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