自分で行う育毛対策の中でも、比較的手軽で、ある程度の効果が期待できる「育毛剤」を使用して
いる人も多いのではないかと思いますが、製品によって成分や作用などが異なるのでご紹介します。


・育毛剤は大きく分けて３種の作用があり、主成分が異なる！


1: 血行促進に作用 頭皮の血流が悪いと老廃物が蓄積しやすく、毛根に栄養が行き届きにくくなり、薄毛を引き起こす
可能性があります。

血行を促すことで薄毛予防に効果が期待出来る場合には、毛細血管を拡張し、毛母細胞の分裂を
正常に促す血行促進に作用する成分の配合されている育毛剤の使用が効果的といわれています。

【代表的な成分・・・センブリエキス、ミノキシジル、塩化カルプロニウムなど】
◎頭皮が硬い、運度不足、喫煙の習慣がある方などに効果が期待できます。



2: 男性ホルモンを抑制する作用

薄毛の主な原因のひとつといわれる男性ホルモンの一種に薄毛を進行させる特性を持つものがある
ことから、女性ホルモン類似物質を配合し、男性ホルモンの働きを抑制する作用が主成分の育毛剤。 【代表的な成分・・・フィナステリド、エスとラジオールなど】
◎遺伝的に薄毛の方が多い家系の場合などに効果が期待できます。



3:頭皮、毛根、毛母細胞に栄養を与える作用

健康な髪の成長には、毛根や毛母細胞に栄養を行き渡らせることが必要不可欠です。
栄養不足が薄毛の原因のひとつになるといわれていることから、髪の成長を促す環境を整えるため
に必要な栄養成分が主成分として配合されている育毛剤。

【代表的な成分・・・ビタミン類、アミノ酸、オウゴンエキス、オトギリソウエキスなど】
◎髪が細くなってきた、食生活や生活習慣の乱れが気になる方などに効果が期待できます。